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パーソナルジム経営者が解説!体脂肪が落ちにくい原因とは?

執筆者の写真: パーソナルジムSwingパーソナルジムSwing

更新日:3月15日


体脂肪が落ちにくい原因

こんにちは!パーソナルジムSwing学芸大学店です。

毎日食事制限や運動を続け、ダイエットを頑張っているのに「なぜかお腹の脂肪が落ちない…」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

実は、体脂肪には大切な役割があり、落ちにくい原因にはいくつかの共通点があります。この原因を深く理解しておくことで、ダイエットで挫折しにくくなったり、ダイエット中に体重が停滞しても心に余裕を持って、ダイエットを継続させることができるようになります。

今回は、体脂肪の役割や体脂肪が蓄積することによるメリット・デメリット、そしてお腹の脂肪が落ちにくい原因について詳しく解説します。


体脂肪が落ちにくい原因をパーソナルジムSwingが徹底解説


体脂肪の役割とメリット

体脂肪は単なる「余分な脂肪」ではなく、以下のような重要な役割を果たしています。

エネルギーの貯蔵:体がエネルギー不足に陥ったときに備えて蓄えられています。

体温の維持:脂肪は断熱材のような役割を持ち、寒さから体を守ります。

衝撃の吸収:関節や臓器を衝撃から保護するクッションの役割を持っています。

また、人間の体の約18%は体脂肪で構成されており、生命維持に不可欠な存在です。


体脂肪のデメリット

一方で、体脂肪が過剰になると健康に悪影響を及ぼします

肥満のリスク:見た目が悪くなるだけでなく、健康を害する原因に。

生活習慣病との関係:肥満は高血圧、糖尿病、動脈硬化、がん、睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めます。

認知症のリスク:肥満が進むと認知症の発症率が上がるとされています。

関節への負担:体重増加による足腰への負担が増し、運動機能の低下につながります。


体脂肪の種類

体脂肪の種類は主に2つあります。まず1つ目は皮下脂肪です。これは体全体に均等につきやすく、落としにくい脂肪として位置付けられております。この皮下脂肪が皆さんの身体の中で最も多い体脂肪となります。2つ目は内臓脂肪です。この体脂肪は下腹部に集中しやすく、つきやすいが落としやすいという特徴があります。体組成計InBodyなどでは内臓脂肪レベルの数値を測ることができます。普段から飲酒の習慣が多い方ほどこの内臓脂肪の数値が高いケースが多いです。この内臓脂肪の数値ですが、1~9までが標準といわれており、10を超えてくると医師からの指導が必要となる目安の数値となります。



お腹の脂肪が落ちにくい5つの原因


カロリー収支の誤解

ダイエットの基本は「摂取カロリー < 消費カロリー」ですが、消費カロリーを過大評価しすぎていることがよくあります。例えば、40分のジョギングで約330kcalを消費できますが、筋トレの場合は種目や強度によって異なります。また、1日の消費カロリーとは普段の基礎代謝+1日の活動量だといわれておりますが、身体の状態や腸内環境によってこの基礎代謝できるカロリー数は結構変わるのが実際のところです。ただ、消費カロリー>摂取カロリーの状態をつくることを維持できている場合、理論的には体脂肪を落とすことができる状態となります。ただ、摂取カロリーがあまりにも少ないと身体が飢餓状態となり、体脂肪の減少がいずれ停滞してしまうため、注意が必要です。また、カロリー数だけではなく、食べる内容にも目を向けるようにしていきましょう。1日のカロリーを2000カロリー摂取すると仮定し、このカロリーすべてマクドナルドで摂取するのとヘルシーで健康的な内容で2000カロリー摂取するのとではかなり違います。健康的で身体に良いものを正しく摂取することで健康状態を維持したままダイエットを行うことができます。


睡眠不足

睡眠が不足すると基礎代謝が低下し、脂肪燃焼効率が悪くなります。

ある研究では、睡眠時間が5〜6時間以下の人は基礎代謝が約8%低下するという結果が出ています。

また、睡眠不足は食欲を増加させるホルモン「グレリン」の分泌を促し、無意識のうちに食べ過ぎてしまう原因にもなります。

しっかりとした睡眠を確保し、代謝を高めましょう。


ストレスや疲労の蓄積

ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されると、脂肪燃焼が妨げられることがあります。

また、自律神経の乱れも影響し、体が休息モードにならず、常に交感神経が優位な状態に。

結果として、脂肪が燃えにくい体質になってしまいます。

適度な休息を取り、リラックスする時間を意識しましょう。


食事のタイミング

摂取カロリーが適正でも、食べる時間によっては脂肪がつきやすくなります。

特に夜遅い時間の食事は、消費カロリーが減る時間帯のため、エネルギーが使われにくく脂肪として蓄積されやすくなります。できるだけ就寝3時間前には食事を終えることを意識しましょう。


運動の選び方

筋トレは基礎代謝を上げ、メリハリのある体を作るのに最適ですが、脂肪燃焼には有酸素運動も必要です。

適度なジョギングやHIIT(高強度インターバルトレーニング)を取り入れることで、脂肪燃焼効率がアップします。目的に合わせたトレーニングを組み合わせることが大切です。


体脂肪を減らすには?


食事制限が重要

運動よりも摂取カロリーを減らす方が効率的に痩せられます。痩せる=運動のイメージが強いかと思いますが、実は運動で消費できるカロリーは意外と少ないです。30分ランニングをしてようやくおにぎり1個分程度の消費量となります。そう考えると食生活を改善した方がシンプルで上手くいくような気がします。とはいっても空腹時に軽いウォーキングなどの有酸素運動を行うことで効率よく体脂肪を燃やすことができます。運動も食生活もバランス良く行っていくのがベストな選択となります。


筋トレを行い基礎代謝を上げる

筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、脂肪燃焼を促進します。また、普段から運動の習慣をつけることで身体の代謝機能も正常でい続けることができるため、非常に燃費の良い状態を維持することができるようになります。食べたものがしっかりと消費される身体を作ることで適度に好きなものを食べても簡単には太らない、そして体脂肪が落ちやすい誰もが羨む身体を手に入れることができます。


バランスの取れた食事

糖質と脂質の過剰摂取を避け、たんぱく質を意識的に摂ることが重要です。たんぱく質の目安ですが、最低でも体重×1.5gほどは摂取していただくのが良いかと思います。これは体重が50キロの人で75g摂取するという計算になります。鶏肉100gあたりに含まれるたんぱく質は大体20g前後になるため、鶏肉であれば1日あたりトータル400gほど食べる必要がある計算になります。400gって結構多いですよね、、さすがに毎日これだけの量のたんぱく質を食事だけで摂取することは結構ハードルが高いです。そこで救世主になるのが、プロテインドリンクです。従来は粉末タイプのプロテインが主流だったと思いますが、昨今ではコンビニでも簡単に手に入ることができます。大体コンビニのプロテインは1本あたりたんぱく質15~20gほど含まれておりますので、たんぱく質の不足分をプロテインで補うのはいかがでしょうか。当パーソナルジムのお客様で食事とは別にプロテインを朝飲むようにしただけで、甘いものやポテトチップスなどを食べたいという欲求が全くなくなったというお声もありました。


まとめ

体脂肪は適量であれば健康維持に役立ちますが、過剰になると病気や身体の不調を引き起こします。

お腹の脂肪が落ちにくい原因は、「カロリー管理のミス」「睡眠不足」「ストレスや疲労」「食事のタイミング」「運動の種類」など、日々の生活習慣に深く関係しています。

パーソナルジムSwing学芸大学店では、科学的根拠に基づいたダイエット指導を行い、トレーニングだけでなく、食事やライフスタイルのアドバイスも行っています。

「自己流ダイエットでなかなか結果が出ない…」という方は、ぜひ一度ご相談ください!

 
 

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